【リファレンス】ファイル一覧と用語集

この記事では、PPgarageの導入方法や、構成するファイル、生成されるファイル、関連用語について紹介します。
対象ツール:PPgarage_ver0.8

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PPgarage本体

PPgarageは、PSDファイルをDaVinci Resolve向けの立ち絵マクロとして扱うためのツールです。
PSDの読み込み、立ち絵マクロの作成、必要なModuleのインストールを行います。

PPgarage本体の内容物

ファイル 説明
PPgarage.exe PPgarage本体です。
Modules DLL、Fuse、Script、マクロなどをまとめたフォルダーです。
Readme.txt 導入手順や基本的な使い方を確認するための説明ファイルです。
Q&A_トラブルの際にご確認ください.txt よくあるトラブルへの対処法をまとめた補助説明ファイルです。
licenses PPgarageや同梱物のライセンス表記、謝辞をまとめたフォルダーです。
不具合報告テンプレート.txt PPgarageや関連プログラムの不具合を製作者へ報告する際に利用してください。

動作環境

  • WebView2がインストールされているWindows OS
  • DaVinci ResolveのFusionが正常に動作する環境

WebView2は、Windows 10以降であれば通常はインストールされています。

ダウンロード方法

PPgarageのDLページへ移動し、最新のバージョンをダウンロードしてください。
ダウンロードは無料で、ユーザー登録も不要です。

zipの解凍と保存

ダウンロードしたzipファイルを解凍します。解凍方法はWindows標準の機能で問題ありません。

解凍後はフォルダーごと任意の場所に保存してください。

初回起動時について

PPgarageはメジャーなツールではないため、初回起動時にWindowsによる警告が表示されることがあります。
セキュリティ面については製作者側でも慎重に検証したうえでリリースしていますが、不安がある場合はご自身でウイルススキャンなどを行ってから実行してください。

  1. 『詳細情報』をクリックします。
  2. 『実行』をクリックします。

Moduleのインストール

DaVinci ResolveでPPgarageの機能を利用するには、独自Moduleのインストールが必要です。

  1. 『PPgarage.exe』を起動します。
  2. 『Modules』タブを選択し、『Install Modules』をクリックします。

    初回起動時は自動で『Modules』タブが選択されます。

  3. DaVinci Resolveの次回起動時に、各Moduleが読み込まれます。
Moduleのインストールに失敗する場合は

以下を確認してから、再度Moduleのインストールを行ってください。

  1. DaVinci Resolveが起動している場合は終了してください。
  2. 過去にDaVinci Resolveを一度も起動したことが無い場合は、一度起動してください。
  3. PPgarageを管理者権限で実行してください。

アップデート

  1. 新しいPPgarageをダウンロードし、古いバージョンに上書きしてください。
  2. PPgarage起動後に『Modules』タブを選択し、『Install Modules』をクリックしてアップデートしてください。

    Moduleに更新がある場合は、自動で『Modules』タブが選択されます。

    DaVinci Resolveが起動している場合は、終了してから『Install Modules』を実行してください。

ppg_analysis_helper

ppg_analysis_helperは、PPgarageの口パク解析で対応できる音声・動画形式を増やすための補助プログラムです。
標準構成には含まれないため、必要な場合は追加で導入してください。

ppg_analysis_helperの内容物

項目 簡易説明
ppg_analysis_helper_*.*.* 音声解析時の対応ファイルを拡張します。導入するにはDaVinci ResolveのModules保存先フォルダーへと手動で移動させる必要があります。
open_davinci_modules.exe DaVinci ResolveのModules保存先フォルダーを開く導入補助ツールです。
Readme.txt ppg_analysis_helperの導入手順を確認するための説明ファイルです。
license.txt ppg_analysis_helperのライセンス表記です。

ppg_analysis_helperのダウンロード方法

PPgarageのDLページへ移動し、最新のバージョンをダウンロードしてください。
ダウンロードは無料で、ユーザー登録も不要です。

ppg_analysis_helperの導入

  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍してください。解凍方法はWindows標準の機能で問題ありません。
  2. 『open_davinci_modules.exe』を実行して、DaVinci ResolveのModuleの保存先フォルダーを開きます。

    WindowsによってPCが保護された場合は、『詳細情報』→『実行』を選択してください。

  3. 『ppg_analysis_helper_xxx』(※xxxはバージョンごとに異なります)を、『2』で開いたフォルダーにコピーしてください。
  4. 『2』で開いたコンソールを終了してください。

ppg_analysis_helperの導入には、PPgarageのModuleがインストール済みである必要があります。PPgarageにて『Install Modules』を実行していない場合は、先にそちらを済ませてください。

PPgarageが生成・利用するファイル形式

形式・項目 簡易説明
.setting DaVinci ResolveのFusionマクロです。
.ppgesv PPgarageのFuse版立ち絵の編集状態を保存するデータです。
.ppgdb PPgarageのFusion版で、PNG画像として出力した立ち絵を再利用するためのデータです。
.ppgdrsv PPgarageのFusion版で、出力済みPNG画像と編集状態を再利用するためのデータです。
.ppgdrsvp PPgarageのFusion版立ち絵の編集状態を保存するデータです。

用語

用語 説明
Fuse DaVinci ResolveのFusionで利用できるPluginの一種です。PPgarageではこの機能を利用して独自ノードを導入しています。
Fuse版立ち絵 PPgarageの独自Fuseを利用して動作する立ち絵マクロです。基本的にFusion版立ち絵より軽量で高速です。
Fusion DaVinci Resolveの編集機能の1つです。ノードを組み合わせて映像や画像を処理します。
Fusion版立ち絵 DaVinci Resolveの純正ノードで構成された立ち絵マクロです。自由度は高い一方、負荷が大きくなる傾向があります。
ノード 処理の単位となる要素です。Fusionではノード同士を線でつないで処理を組み立てます。
PPgBaseControl PSDファイルを元に基本のイメージを作成する独自Fuseノードです。
PPgExControl PPgBaseControlから受け取ったイメージに、ボタン選択などの差分を合成する独自Fuseノードです。
PPgSyncControl PPgExControlから受け取ったイメージに、目パチ口パクの差分を合成する独自Fuseノードです。
PPgAnalyzer タイムライン上へ設置して使う、PPgarage製立ち絵の管理用マクロです。
PPgAnalyzerF PPgAnalyzerの本体である独自Fuseノードです。高度な設定、情報確認、互換性修正などを行います。
立ち絵マクロ PPgarageを利用して作成された、DaVinci ResolveのFusionマクロです。
立ち絵クリップ 立ち絵マクロをタイムラインなどに設置し、実際に操作可能な状態にしたオブジェクトです。
ボタンスクリプト 立ち絵編集画面で設定する、ExButtons用の設定情報です。
ExButtons 立ち絵クリップに実装される差分切り替え用コントロールです。ボタンスクリプトが実体化したものです。
EditNo PPgarageが内部データを管理するために使う番号です。合成済みのイメージキャッシュや処理の最適化に必要な情報が含まれます。
PSDファイル Photoshop形式の、画像を扱う作業用ファイルです。
PSDTool AviUtlでPSDファイルを立ち絵として扱うためのプラグインです。PSDを立ち絵として扱う上で、音声合成ソフト界隈の立ち絵運用に多大な影響を与えています。
PSDToolの独自拡張機能 PSDのレイヤー名に特定の文字列を記述し、そのレイヤーや関連するレイヤーの動作に制限を加える機能です。これにより立ち絵の操作性が向上します。
レイヤー名拡張機能 『PSDToolの独自拡張機能』をPPgarageで再現した機能です。PPgarage内で『独自拡張』という名称を使うと紛らわしいため、便宜的に『レイヤー名拡張機能』と呼称しています。

『PSDToolの独自拡張機能』と『レイヤー名拡張機能』について

PSDToolの独自拡張機能とは

PSDToolというツールにて実装されている機能です。
とても便利な機能なので、現在では多くのPSD立ち絵や立ち絵管理ツールで採用されており、音声合成ソフト動画界隈では標準的な機能として扱われています。

どんな機能なのか

レイヤー名に特定の文字列が含まれている場合に、そのレイヤーや関連するレイヤーの動作に制限を加えます。
これによりレイヤーの誤表示が抑制され、操作性が向上します。

PPgarageにおける『PSDToolの独自拡張機能』の扱い

PPgarageに搭載されている制御機能は『PSDToolの独自拡張機能』と完全に同一ではありません。
また、本ツール内で『独自拡張機能』という名称を使うと混乱を招きやすいため、『レイヤー名拡張機能』と呼称しています。

PSDToolについては、下記のリンク先を参照してください。

PSDToolは、PPgarageとは一切関係のないツールです。PSDToolの製作者様にPPgarageに関する質問を送ることは、ご迷惑になるのでお控えください。

PSDToolに対し、PPgarageが一方的にリスペクトしているだけの関係です。

レイヤー名拡張機能で有効な記号一覧

記号 内容
!

そのレイヤーを強制表示化させます。親フォルダーを無効にすると非表示にすることができます。

レイヤー名の先頭に付ける必要があります。

*

同じフォルダーに所属するレイヤーに排他的制御属性を付与します。これにより、*付きレイヤーを有効にすると、他の*付きレイヤーは無効化されるようになります(レイヤーが切り替わります)。予期せぬ重複表示を防ぎ、面倒な表示解除の手間を減らすことができます。

レイヤー名の先頭に付ける必要があります。

:flipx

立ち絵を左右反転するとレイヤーの可視状態(表示/非表示)が切り替わるようになります。この機能は同じフォルダー内に同名のレイヤーを2つ保存し、片方だけに:flipxを付けることで有効になります。

この機能は『イメージの反転』と連動して動作します。他のコントロールで左右反転した場合は反映されません。

レイヤー名の末尾に付ける必要があります。

:flipy

:flipxの上下反転版です。

レイヤー名の末尾に付ける必要があります。また、:flipxと併用することも可能です。

:flipxy

:flipxの上下左右反転版です。

レイヤー名の末尾に付ける必要があります。また、:flipxや:flipyと併用することも可能です。

次の記事

PPgarageのホーム画面の見方と、各モードについて紹介します。